N42ヘッド オーバーホール&チューニング ファクターカム仕様

中古車店にてS30を購入されましたが調子が悪く、キャブ調整で乗り続けていましたが
今回気持ちよくする為に、ヘッドオーバーホール&チューニングの決意をされました。

ヘッドをおろします。

ヘッドはカーボンで汚れ、バルブの当たり面もよくありません。

元々面研はされておりましたので、面研量を計算して歪みの修正面研。
ポートもある程度手が入っていましたので、ポート内のカーボン落としも兼ねて少しの調整。

そしてヘッドリフレッシュという事で、洗浄にシール交換とバルブ研磨にバルブ擦り合わせ。

そして今回のメインチューニングファクターカムを搭載していきます。
バルブスプリングは強化です。

カムは一般的に「作用角(度数)」や「リフト」の数字で違いを比べることも多いのですが、その数字だけでは無く、「カム山のプロフィール」そしてIN・EXの「オーバーラップ」によってもそれぞれ違いがあり、フィーリングも変わってきます。

ファクターカムは、全盛期の時代から何基もL型を組んで試してきたデータがあり、ドラッグだけでなくストリートでも実績がありますので多くの方に好評いただき今でもご依頼いただいております。
お客様の用途によって仕様を変えていますのでお任せ下さい。

組み上げたヘッドを積み込み、バルブタイミングの調整とタペット調整を行います。

そして最後に社長がキャブ調整して完成です。

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