S2000 F20C改2.2リッターエンジン

過去に製作した画像などから抜粋して、簡単に紹介させていただきます。

オーバーホールついでに排気量アップチューニング

ホンダのS2000(AP1)F20C 2000cc VTECエンジン

走行距離も多くなり、皆様気にされるのがエンジンのオーバーホールです。

そこでエンジンオーバーホールを考える時、リフレッシュオーバーホールをするのであれば、ついでに、さらなるパワーアップを体感でき楽しさも広がる排気量アップのエンジンチューンナップのお考えもお薦めいたしております。

ファクターF20C改2.2リッターエンジンの作業は、エンジンのリフレッシュオーバーホールの作業も兼ねています。

2.2リッターといってもAP2の2.2リッターでは遅いと感じます。ファクターでは、ハイコンプ2.2リッターエンジンをご提供いたします。もちろん速いながらも壊れない事を考え、安全マージンを第一に考えています。安心して乗っていただきたいと考えています。

参考ですが作業の紹介です。エンジンをバラシた画像です。

多くのエンジンはこんな状態です。

カーボンが堆積しているのが分かります。

ばらした後は全てのパーツを洗浄し、計測を行ないます。

お客様の御予算とも相談し、使えるものは使用し、交換パーツは交換します。
リングやシールなどの消耗品のパーツは全交換です。

バルブのガイドシールも消耗品交換

ポートや燃焼室にも手を加えます。リフレッシュ&チューニングです。
ポート研摩です。純正のポートは大量生産のため全て細かなところまでは手が届いていませんので、手を入れる必要があるのです。

燃焼室にもノーマルのままでは気になる点は多々あるのです。
そういう細かい所にこだわります。

バルブ研摩後、バルブすり合わせを行ないます。

クランク・コンロッドは2.2リッター用に交換です。

ピストンの仕様は、シリンダーの状態やお客様とも相談してパーツを決めていきますが、スタンダードは純正加工のピストンを使用します。AP1のピストンをそのまま使うと圧縮が高くなり過ぎ、ノッキングの原因にもなり、ブローに近づきます。
当店では圧縮は12.5を狙い安全にも重点を置きECUでセッティングします。

過去のデータから速さ安全を兼ね備えお客様に満足していただいております。
予算が許せばサイズアップの軽量鍛造ピストンもご提案させていただきます。

単に部品を組むという作業では無く、多くのチューニングエンジンを組み上げてきた経験による技術と腕で製作していきます。
もちろん数値もありますがそれらに加え、手に伝わる感覚を大事にし確認しながら組んでいきます。

エンジンが載ると次はある程度ナラシを行ない、現車合わせによるECUセッティングを行ないます。

街乗りのお客様にはノーマルコンピューター書き換えによる現車合わせのセッティングを特に推奨しています。自動車メーカーHONDAが作った専用ECUは、様々な状況にもすぐに対応するように作られておりますのでやはり賢く出来ています。
街乗りでは気温や天気・渋滞などあらゆる環境におかれますので、そういう点を考え制御されているノーマルECUを書き換える事が、快適さや乗り安さ、そしてエンジンに対しての安全さに優れていると考えます。

また、ノーマルコンピューターの書き換えは出来る店舗や機械や部品が限られており数少ないのですが、当店ではこの業界で長く活躍していることから、その分野で活躍している技術者ともつながりがありますのでノーマルコンピューターの現車合わせによるセッティングが可能です。

時間をかけて距離も走り、煮詰めていきます。

セッティングの時に実際に運転席にいると、フィーリングが変化していくのが分かり、どんどん良くなっていくのが感じられ、ドライブするのがどんどん楽しくなってくるんです。

納車後はお客様に、変化した車に慣れていただく事も兼ねて、ナラシ運転をしていただいております。このナラシ運転作業もお客様にとっては楽しい時間となりますね。
ナラシ運転後は再度オイル交換していただき完了です。

是非、ファクターF20C改 2.2リッターエンジンを体感して下さい。

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