エンジンが始動しないという事でお預かりのEG6シビック。
リンクのECU搭載車両です。
まずは診断と点検。
原因は水温センサーのカプラー部の断線。
どうしても年数の経つ車ですのでハーネス部分は劣化してしまっています。
ここが断線されていることで、水温が低いという認識をしてしまい濃い状態になってしまいエンジンが始動しない状態になっていました。
ここを修理してやるとエンジンは始動しました。
しかし、、、、、エンジン始動したものの調子が良くない、、、、、
リンクECUに繋いでみると点火時期がおかしな状態になっています。
デスビの電気位置を確認しても特にズレてはいませんが、ECUでは点火時期がずれています。
よく見てみるとデスビがリビルト品。
オーナーさんに確認すると、
エンジンがかからない時に、デスビが悪いと判断して、ネットで格安のデスビを購入し御自身で交換したらしいのです。
ネットのデスビは怪しい物も多いんです、、、、
何度かそういうデスビに会ったことがありますが電気位置の精度がよくないんです。
という事で試しに在庫のテスト用デスビに交換すると、調子が復活。
間違いありません。デスビの不良です。
オーナーさんに相談し、こちらでリビルト業者からデスビを用意して交換することにいたしました。
調子も良くなりました。