クラッシュからの復活、Yさん黒色S2000。
駆動系チューンナップ作業紹介第3弾。
FRで走るなら必須!以前からいつか必ず入れる!と話されていたオーナーさん。
今回LSDの装着です。

ノーマルをバラします。

今回入れるLSDはATSのメタル2WAYです。


そしてこの際に交換をしておきたいのが、ドライブピニオンシャフトのカラーです。
純正のカラーは伸縮式ですので、走行距離やサーキット走行の回数などでヘタってしまいプリロードが低下しブローの原因にもなります。

これを伸縮式ではなく固定式のカラーに替えます。
こちらもATS製です。プリロード調整はシムを使用して行います。

サイドベアリングも新品です。

そして、デフをバラすならということでオーナーさんが決意されたのがデフの大容量カバーです。
トラスト製です。


S2000、ノーマルカバーではオイルが1リッターも入らないんです。
ですのでLSD装着してサーキット走行などをすると熱を持ちやすくなり、デフブローしている車も多いんです。サーキット走行するS2000の気を付けるポイントでもあります。
デフを組む時のバックラッシュなどの調整も大事になってきますが、何よりもデフオイルの量を増やすことで熱対策になります。
今回のトラスト大容量デフカバーは2.2リッターのオイル量になります。

サイドシールも新品

デフを組みギアのクリアランスを調整しデフカバーを装着



走りの雰囲気が変わります。
後輪を前へ前へ押す感じ、FRを操る楽しさを感じられると思います(^^)

今回、色々と変化しましたので次のサーキット走行が楽しみです。
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