引き続きKさんの20万キロ超えのS2000
F20CエンジンのリフレッシュOHです。

まずはヘッドです。
カーボンの堆積や汚れが酷かったヘッドをまずは洗浄。

そして手を入れていきます。
燃焼室にも手を加えます。

そしてバルブの研磨とすり合わせです。
バルブとシートの当たり面のカーボンを落とし当たりを付け直し、燃焼室の気密性を上げます。
写真のようにバルブとシートの当たり面に虫食いのように当たり面が出ていません。


擦り合わせを行い当たりを付けていきます。

バルブがスッと落ちるほどシールされずヘタっていたガイドシール
これらも新品交換でリフレッシュ。

そしてスプリングを組んでいきます。
今回バルブリテーナーも新品です。リテーナーもコッターがかかる凹みの部分が減ったりクラックが入ることもあります。

写真撮り忘れていましたがポート内も清掃を兼ねて軽く研磨して綺麗にリフレッシュしています。