こちらも紹介遅くなっていました。
先日紹介した
修理OHのワンオーナーS13シルビアのバラしたSR20エンジン
一気筒圧縮が低く
とにかくスラッジが酷い状態でした。
そしてまずはブロック。
オーバーサイズピストンを使用しボーリング加工を行いました。
内燃機加工屋さんより戻ってきたブロック・ピストン
ピストンはS14シルビアのNAのSR20エンジンのピストンを使います。
純正のオーバーサイズがまだ取り扱いありました。
そしてS14のSR20の方がS13よりも少しだけ圧縮も高くなるピストンの形状です。
この少しだけというのが安全ですしリフレッシュに際してはすごくいいです。
コンロッドメタルももちろん純正新品
ピストンリングももちろん純正新品です。
そしてクランクのメタルも純正新品。
この青く塗ってあるのは初期馴染みをよくするペーストです。
クランクも点検し、ジャーナル部をラッピングしての使用。
まずはクランクを組み付けます
そして、コンロッド・ピストンを組み付けていきます。
ひとまず腰下の紹介でした。
腰下の作業は下準備が済めば一気に組み付けていきます。
腰下は各部に何の問題もなく流れるように組んでいけるのが大事です。
次は別項でボーリング加工の間に行っていたヘッドのリフレッシュ作業を紹介します。