長期放置の不動車DC2インテグラ B18CエンジンOH③ TODAピストン

引き続き長年放置で不動車だった丸形4灯のDC2インテグラ、B18CエンジンOH作業紹介です。

ヘッドのリフレッシュも終わり、次は腰下作業の紹介です。

 

オーバーサイズピストンを使用しますのでブロックはボーリング加工を行います。

今回使用するのはTODAのOHピストンです。

ハイコンプピストンというのがありますが、B18Cだと圧縮が上がり過ぎてしまうので安全も考えてOHピストンにしました。

内燃機加工屋よりボーリング・ホーニング加工が終わりブロックが戻ってきました。

ボーリングの際はこのピストンもブロックと一緒に渡し、クリアランスを合わせてボーリングされます。

 

再利用のクランクシャフトに合わせて新品クランクメタルを用意します。

 

そして再利用のコンロッドとTODAの新品ピストンを組んでいきます。

コンロッドはフルフロー加工を施す必要があります。

 

クランクを組み付け、

そしてピストン&コンロッドを組み付けていきます。コンロッドメタルも新品です。

ボーリングされたシリンダーはホーニングの目が出て気持ちが良いです。

ブロック上面も修正面研を行っています。

オイルポンプは一旦バラシて清掃と点検。

オイルシールは新品です。

 

ノーマルのB18Cに比べて圧縮も上がりますので楽しめると思います。

 

この腰下に先日紹介したリフレッシュしたヘッドを載せていきます。

また紹介させていただきます。

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