遅くて調子の悪い青色EF9 点検修理

購入されてから間もないという青色EF9シビック。
調子が悪くなりお預かりです。

失火症状、
調べるとインジェクターまわりに不具合。
気になるのはギボシ端子で繋がれていたインジェクターの配線。
後々長く乗ることを考えてもこの部分をまずは手直しします。

そして付いていたインジェクターは洗浄された形跡がありますが不具合をおこしたのかテストすると垂れ流しの状態になっていました。
当店在庫の中古のB16A用インジェクターに交換いたしました。
これで失火症状はなくなりました。

しかし、、、
試運転するとやけに遅い。力が無いんです。
オーナーさんも初めてのシビックという事で「遅いとは思いましたが、こんなものなのかなと思ってました」と。
ということで、
点検していくことにしました。

バルブタイミングの確認。
タペットクリアランスの調整。

コンプレッションの確認。

電気位置の調整。

そしてA/F(空燃比)メーターを取り付けて確認。
するとかなり薄い状態でした。

燃圧を見ると通常より低いので燃料系統を見直します。
年数も経っている車ですのでリフレッシュも兼ねて交換できるところは交換します。

ガソリンタンクをおろして燃料ポンプを交換。
SARDの165L/hを使用します。


ポンプのストレーナーも新品になります。

燃料フィルターも新品に交換。

燃料パイプラインも高圧のエアで出来るだけ中の汚れを飛ばします。

そしてA/Fを確認して燃圧を調整します。
お預かりした時とは見違える走りになりました(^^)
オーナーさんにも喜んでいただき何よりです。

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