引き続きエンジンオイルの消費が激しい黒EF9シビックに搭載のB16Aエンジン作業の紹介です。
ヘッドのリフレッシュも終わり、
ブロックもボーリング加工より戻ってきました。
オーバーサイズのピストンを使用しますので、ピストンクリアランスも適正にすることが出来ます。
再利用するクランクもラッピングでジャーナル部分を綺麗にしています
状態がよくなかったのでメタルはクランクもコンロッドも新品交換します。
クリアランスを確認してメタルのサイズを決めます。
ピストン・コンロッド・そしてクランクを組んでいきます。
オイルポンプを組んでいきますがその前に点検。
油圧に関する重要な部品です。
年数も経ちますし、激しい使われ方をされることが多い型のエンジンです。
点検は重要です。
リリーフ部分のパーツ、
オイルを汲むトロコイドのローター、
見てみるとクラックを発見。
このままサーキットで激しい走りをしていたら、
おそらく割れてオイルを汲めなくなり油圧ゼロでエンジンに傷みを与えていたと思います。
今回いいタイミングで開けることが出来たと思います。
オーナーさんの予算もあり、今回は良品中古のオイルポンプを点検して使用します。
オイルシールやウォーターポンプなどは新品交換です。
どんどん進みます。
楽しみにしていてください。