作業記事おそくなりました。放置されてたEG6の復活リフレッシュ
ブッシュと車高調など足回りリフレッシュも終わり、ブレーキまわりのリフレッシュも終わったEG6。
次の作業は、エンジンから気になる異音。
エンジン停止後しばらく経ってからエンジン始動。
するとカタカタカタ!と、、、、、経験上メタルの打音です。
エンジン停止し油圧が下がった後に始動すると油圧が上がらずにカタカタ、と想像が出来ます。
オーナーさんもオーバーホールは考えられてたようでして、潰れる前にオーバーホールすることにいたしました。




外からの状態でもオイル漏れや滲みに水漏れ跡などが見受けられます。
バラしていきます。
あらゆるシール類からのオイル漏れ



エンジン内部、仕方ありませんがオイル汚れにオイル焼け、カーボンの堆積があります。



ヘッドも燃焼室、黒く湿り気のある汚れです


腰下もばらしていきます。



そして、肝心の音の原因。
やはりメタルです。焼けて流れているのが分かります。
これだとメタルの役目はせずクリアランスも保てず油圧は上がりません。
このまま使用して思いっきり回転上げて走ったら間違いなくクランクまで傷めてしまいますし、最悪コンロッドが焼き付いてブロックに穴をあけていたことと思います。



開けていて良かったです。
ピストンリングは交換しますが、ピストンはこのまま使います。

クランクもこのまま使えます。


メタルはこの際ですので交換します。

オイルポンプもバラシて点検して再利用することに。

まずは洗浄してリフレッシュに進んでいきます。


別のページで紹介させていただきます。
![1978年創業 チューニングカー・レースカー製作メンテナンス[Racing Service FACTOR] 1978年創業 チューニングカー・レースカー製作メンテナンス[Racing Service FACTOR]](https://factor-crew.com/wp-content/uploads/2021/01/logo.gif?1762244704)
  






