SUさんS2000 F20C改2.2Ⅼへ③ 腰下 I断面強化コンロッド

引き続き岡山国際を攻めているスーさんS2000の作業紹介です。
F20CエンジンOH、2.2リッター化です。

先日紹介したヘッドリフレッシュに続き、
2.2リッター腰下の紹介です。

ピストンはTODAのハイコンプ鍛造ピストン、
0.5オーバーサイズを再利用です。
そしてコンロッドはオーナーさんのご希望で、TODA2200cc用I断面強化コンロッドです。


ピストン・コンロッドは重量合わせして組みます。

そして使用する2.2リッタークランク。

メタルクリアランスの確認

ブロックも洗浄して点検して組んでいきます。
ここで気になるところでボルト穴が傷んでいましたので修正しています。

ピストンリングはTODAオーバーサイズの新品です。
合口すき間の調整

今回、クランクもコンロッドも新たに組みますのでメタルも合わせたもので新品を使用します。

クランクをブロックに組みます。


そしてピストン・コンロッドを組んでいきます。

しかし組んでいる時に気になる違和感、
点検していきます。
すると、、、、、コンロッドにわずかな曲がりを発見。
計測してみると明らかでした。
交換することにいたしました。

コンロッドのウエイトを4本合わせて使用します。
もう一度ピストン・コンロッドをピストンに組んでいきます。

交換するとスムーズに組んでいけます。
何の問題もなく進みます。
これが良いエンジンの要素の一つです。
部品交換して組み直して正解です。

5年前の際はオーナーさんとのお話でチェーンまわりは再利用でしたので、
今回はタイミングチェーン・オイルポンプチェーンまわりは新品に交換しています。
ガイドやテンショナーも全て交換です。

F20C改2.2リッターエンジン、
腰下作業でした。

次は仕上げまでの作業を紹介をさせていただきます。

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