S2000 熱が入ってくるとシフトが入りにくい、ミッションケース不具合

熱をもってくるとミッションの入りが悪くなると悩まれているS2000。4速にシフトチェンジの際に入りにくい。

サーキットを攻めているのでよく使う3-4シンクロは傷みやすく、

バラした際に見てみると傷んでおり交換はしていますが、フィーリングが悪いと感じる頻度が早い。

 

そして特に熱を持つと入りにくくなるという風になってきました。

考えられる部分としてベアリングなどもあり交換はしましたが症状は直らず、

そして今回交換したのは考えられるミッションケースです。

シフトフォークがこの2つのミッションケースの中にあります。

シフトフォークがミッションケースのブッシュ部分に刺さり保持されるのですが、

消耗劣化によりこのブッシュ部分が減って広がり、シフトフォークがしっかりと保持されずガタが大きくなります。

それがシフトフィールに影響します。

熱が入ってくるとブッシュ部分のクリアランスも大きくなり症状が出やすくなります。

EG6やEK9などのシビックのミッションでも、この部分の不具合によるミッションが入りにくいという車も増えています。

 

新品のミッションケースを使用し、カウンターシャフトやメインシャフト、シフトフォークを組み直します。

 

このミッションでサーキットを走られたオーナーさんから。

症状が直りシフトフィーリングも良くなり、タイムアップが望めそうというコメントで良かったです。

 

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