サーキットを攻められているお馴染みのスーさんS2000、AP1です。
サーキット走行後に異音、、、、、
デフブローでした。
ドライブピニオンギアが破損しています
(LSD装着の際に、S2000では必須のピニオンカラーは装着済みです)
リングギアの方は見た目に破損はないですが、
クラックを確認すると疑わしいのでセットで交換することにしました。
ドライブピニオンのシャフトに少し焼けたような跡もみられます
中古でファイナルギアがセットで安く手に入りました。4.1です。
ベアリングなどは新品に交換して組んでいくのですが、
気になる事が、、、、
赤丸部分にベアリングが組まれるのですが、組む際に通常とは違う感覚が。
ベアリングのアウターレースがこの部分に入るのですが、手でスコスコとガタを感じる状態です。
デフキャリは新車からの物で年数も距離も経っていますしサーキットを攻められているので、
歪みなのかこの部分が痩せてきている可能性も考えられます。
この部分のガタのせいでドライブピニオンシャフトにもガタが生じるので破損した可能性が大きいと思います。
オーナーさんも気にされておりまして、この際にデフキャリアをAP2の新品に交換することにいたしました。
AP2のデフキャリア新品
オイルシールも新品
サイドベアリングも新品
バックラッシュも調整して組み付けていきます。
そして今回、
サーキットをあれだけ攻めていて今までノーマルだったことが不思議な事でしたが、
デフカバーをトラストの大容量カバーに交換です。
純正はオイル量が1リットルも入りませんが、このカバーでは無理やり押し込んで2リットル以上入ります。
オイル量が少ないと熱を持ちますし潤滑不足などでデフブローに繋がります。カバー交換で対策に繋がります。
今回もオイルの入っていた量がかなり少なく感じました。
熱も持ちます。そしてキャリアのアウターレースの入る部分へのオイル供給も悪かったのだと思います。
デフのサイドシールは新品
サイドフランジも取り付けて完成
思いっきり攻めてもらいたいと思います。