F20C改2.2L 9年ぶりの仕様変更OH① TODAピストン&コンロッド

サーキットを思いっきり攻められているHさんのS2000。
2013年に当店のF20C改2.2リッターのスタンダードエンジンを載せたお車です。

寿命を考えて8000回転でのシフトチェンジをおすすめしていましたが、
オーナーさんは「潰れたら潰れた時にまたエンジン作ります!」と言われ9000回転レブ常用で思いっきり使われていましたがブローすることが無く、
そして2021年にはECUをハルテックに変えて現車セッティングを行い、
すでに岡山国際サーキットでも1分43秒台で走られています。

(写真は2021年のセッティング時の様子)

そして今回、白煙とオイル消費も多くなってきたのでということで、
オーバーホール&チューンナップのご依頼をいただきました。
何よりタイム更新のためにも力のある速いエンジンにしてほしいとのご依頼です(^^)

今まで積まれていたF20C改2・2リッタ―エンジン。
カムもカムスプロケットもノーマル。
ピストンも純正スタンダードの仕様でした。


再利用するヘッド。
サーキットのみでしっかりと走られていたせいかカーボンの堆積はそんなに酷くありませんがこれらもリフレッシュして性能を蘇らせます。

バラした直後の腰下の写真は撮り忘れていました。
今までは2.2リッターコンロッドと純正ピストンでしたが、
今回はTODAのハイコンプ鍛造ピストンを使います。
0.5オーバーサイズです。
これを使いシリンダーはボーリング加工を行います。

そしてコンロッドはTODAのI断面強化コンロッドを使用します。(2.2リッター用です)

そして、
ブロックのボーリング加工は日がかかりますが、
今回は日が経ち出来上がってきたところから紹介させていただきます。
出来上がってきたブロックです。

ダミーヘッドボーリングです。
0.5オーバーサイズのピストンに合わせてシリンダーがボーリングされています。

ピストンリングの合口すき間も調整。

使用する元々の2.2リッタークランク
そして今回投入するTODAの強化コンロッド

そしてTODAのハイコンプ鍛造ピストン(0.5オーバーサイズ)


クランクを組んでいきます。
メタルはクランクもコンロッドも新品で合わせています。



ピストン・コンロッドを組んでいきます。

腰下の作業は、メタルの選定などのクリアランスの確認やバリ取りなど下準備に時間をかけますが、
組み付けが始まると流れるように一気に組んでいきます。
ここの作業は何の問題も無く進むことが良いエンジンに仕上がる要素だと思っています。

次はヘッドを紹介させていただきます。

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