引き続きサーキット専用としてサーキットにオーナーさんが自ら搬送しメンテもしているDC5インテグラタイプR
K20AエンジンOHの紹介です。
先日紹介したヘッドのリフレッシュに続き今回は腰下の紹介です。
シリンダーが楕円に減っていたので新たにオーバーサイズピストンを使用します。
TODAのハイコンプ鍛造ピストン0.5mmオーバーサイズです。
このピストンに合わせてブロックをボーリングします。内燃機加工屋さんより戻ってきました。
ホーニングの目も新たに仕上がっています。
コンロッドは再利用です。
ピストンもバリ取りなど手を加えています
ピストンとコンロッドを組みます。コンロッドメタルは新品を使用します。
ピストンリングも合口のクリアランスを調整
まずはクランクを組んでいきます。クランクも問題ないので再利用です。
クランクメタルも新品で組んでいきます。
そしてピストン・コンロッドを組んでいきます
ヘッドガスケットは純正を使用します。
薄い物を使うと圧縮が上がり過ぎてしまうので、安全も考えて純正を使用することにいたしました。
これで12.2の計算です。純正の11.5と考えると力も出ます。ハイコンプにハイカム仕様でECUセッティングをしていきますので楽しめると思います。
ここまで腰下の作業は組み始めると一気に進めます。準備などには時間をかけますが、組む時は流れるように組んでいきます。良いエンジンへの大事な要素です。
ここに仕上げたヘッドを載せて組んでいきます。別で紹介させていただきます!