引き続き20万キロ超えのKさんF20Cエンジンリフレッシュの紹介です。
ヘッドのリフレッシュ作業に続いて腰下の作業の紹介です。
シリンダーも目が無くなるほど減っている状態でした。
オーバーサイズピストンを使いボーリング加工を行います。
TODAのハイコンプ鍛造ピストンです。0.5mmオーバーサイズになります。
ボーリング加工から戻ってきたブロックです。
クランクとコンロッドは再利用
メタルもクリアランスを合わせて新品です。
ピストンとコンロッドを組みます。
クランクを組んでいきます。
メタルは新品です。
既定トルクで締め付けて軽く手で回る状態を確認。
ここで少しの違和感があれば組み直します。
クランクにコンロッド・ピストンを組みます。
ここまでの作業、
各部の点検やメタルの選定、そしてバリ取りなど下準備には手間暇をかけますが、
組みだす時は一気に組み付けていきます。
問題なければ一気に組んでいけます。問題あればもう一度組み直し一気に組み付けていきます。
良いエンジンになる一つかなと考えています。
オイルポンプのチェーンまわりも新品交換
タイミングチェーンまわりも新品交換。
年数も経っていますし距離も走っていますしF20Cエンジンはテンショナーのヘタリやガイドの消耗なども見受けられます。
これらを組んでいきます。
そして腰下の作業も終わりです。