引き続きエンジン始動時にカタカタとメタル音のするBNR32の
RB26エンジン修理の作業を紹介していきます。
ヘッドのリフレッシュも終わり、
腰下の作業の紹介です。
ボーリング加工から戻ってきたブロック

HKSの87mm鍛造ピストンを使用します。
1mmオーバーです。
ブロックは上面研磨を行いダミーヘッドボーリング加工を行っています。

ピストンやブロックは組む前に手を入れます。
バリ取りや摺動部の面取りなど


ピストンリングの合口すき間も調整します。

クランクは再利用
傷みんでる点は無いか、振れはないかなど点検して再利用です。
ジャーナル部分も手でラッピングを行います。

クランクメタルも新品



そして
ピストンとコンロッドを組みます。


コンロッドメタルも新品




オイルポンプも今回新品です。
N1のオイルポンプです。

ヘッドガスケットはTOMEIの1.2mmメタルガスケット


ヘッドは時間をかけて行いますが、
腰下の作業は流れるように組んで進めていきます。
何の問題も無く腰下作業が進むのが良いエンジンの要素でもあります。
そしてリフレッシュしたヘッドを載せます。


ベルトまわりはオーナーさんが最近替えたという事で再利用です。

リフレッシュオーバーホールされたRB26エンジンです。
次はホースと補器類などと進めていきます。
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