現在エンジンオーバーホール中のK20Aエンジン。
遠方からの綺麗なFD2シビックタイプRです。
その時のヘッドがこの写真。
ブロックをボーリング加工に出している間に行っているヘッドの作業。
まずはそのヘッドリフレッシュの紹介です。
今回オーナーさんのご希望で、ポート研磨加工も行う事にしましたのでその様子を紹介です。
まずは洗浄したヘッドに手を入れていきます。
燃焼室にもバリや段の気になる部分は手を入れていきます。
そしてポート研磨、
通常のオーバーホールでもポート内は清掃も兼ねて軽く研磨はしています。
しかし今回ご依頼いただく一般にいうチューニングメニューの「ポート研磨」は、
がっつりとポート内部を段階を踏んで研磨していきます。
元々の写真があればよかったのですが、基本的にはポート内部の段や壁をなくしていきます。
粗削りから始めて、だんだんと研磨の道具を細かな目に変えていき、何度もポート内を研磨していきます。
ピカピカにするというわけではありません。逆に抵抗になってしまう事もあります。
空気が抵抗なく流れるように表面や壁の段差を削る作業になります。
吸気側
排気側
燃焼室側
手間と神経を使う作業ですが
何台も行っており皆さんに満足していただいております。
そしてヘッドの表面はオイルストーンで軽く磨いて慣らしています。
軽く紹介でした。
ヘッドリフレッシュの作業を別でまとめて紹介させていただきます。