20万キロ!CZ4Aエボ10 Tチェーン&クラッチ 交換

エボが続きます。
ランエボ10
CZ4Aです。

クラッチが滑ってお困りでお預かりです。
なんと20万キロ走行のエボ10です。

クラッチ交換でもエボ10はエンジン・ミッションを降ろす作業になります。
オーナーさんとお話すると、降りている際に出来る作業としてオイル漏れなども直したいということでした。

見てみると、エンジンのチェーンカバーまわりからのオイル漏れが酷いようです。




ということでチェーンカバーを外しての作業になります。
そして、距離も20万キロということで気になるタイミングチェーンも交換しておくことにいたしました。
エンジンとミッションを離し、洗浄して作業を進めていきます。




タイミングチェーン、
チェーンテンショナー、
チェーンガイドが2つ、
そしてバランサ用のチェーン、
そしてバランサチェーン用のガイドとテンショナーです。

そしてチェーンカバーをガスケットを塗布して組んでいきます。
クランクのシールも交換しています。

ここからもオーナーさんと相談し、
ファンベルトまわりもこの際に交換することにいたしました。
これはウォーターポンプ

組み終わり写真になりますが、
ウォーターポンプ、アイドラプーリーが2つ、テンショナー、そしてベルトを新品交換です。

写真撮り忘れていましたが、
ヘッドカバーのガスケットやOリングも交換しています。
この際に交換できるソレノイドなどの小さいOリングも交換

写真は交換前の写真ですが、赤丸部分のウォーターホースも3本交換

そして、クラッチまわりの交換。
ディスクを新品交換。レリーズベアリングも新品交換です。
ミッションケースのハウジング内も清掃して組んでいきます。

フライホイールは当たり面もペーパーで慣らして再使用。
写真撮り忘れていますが、このフライホイールの奥にある、クランクリアシールケースも交換しています。

この際にトランスファーのOリングも交換。
そしてエンジンとミッションをドッキングです。

写真撮れていませんが、あとで交換しにくい後ろ側のエンジンマウントも交換しています。

そうそう、オーナーさんが気にされていたスロットルの汚れ、
スロットルを外して清掃し組み直しています。


そして、
点検と試運転

20万キロのエボ10、
オーナーさんも把握されている箇所の不具合はありますが、メンテナンスすることで気になる部分を減らしていくことで以前よりも安心して乗れると思います。
まだまだ活躍されることを期待しています(^^)

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