20万キロ超えS2000 F20CエンジンOH③ TODAハイコンプ鍛造ピストン

引き続き20万キロ超えのKさんF20Cエンジンリフレッシュの紹介です。
ヘッドのリフレッシュ作業に続いて腰下の作業の紹介です。

シリンダーも目が無くなるほど減っている状態でした。

オーバーサイズピストンを使いボーリング加工を行います。
TODAのハイコンプ鍛造ピストンです。0.5mmオーバーサイズになります。

ボーリング加工から戻ってきたブロックです。


クランクとコンロッドは再利用
メタルもクリアランスを合わせて新品です。

ピストンとコンロッドを組みます。

クランクを組んでいきます。
メタルは新品です。


既定トルクで締め付けて軽く手で回る状態を確認。
ここで少しの違和感があれば組み直します。

クランクにコンロッド・ピストンを組みます。



ここまでの作業、
各部の点検やメタルの選定、そしてバリ取りなど下準備には手間暇をかけますが、
組みだす時は一気に組み付けていきます。
問題なければ一気に組んでいけます。問題あればもう一度組み直し一気に組み付けていきます。
良いエンジンになる一つかなと考えています。

オイルポンプのチェーンまわりも新品交換

タイミングチェーンまわりも新品交換。
年数も経っていますし距離も走っていますしF20Cエンジンはテンショナーのヘタリやガイドの消耗なども見受けられます。


これらを組んでいきます。

そして腰下の作業も終わりです。

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