1999年S2000 オイル消費の激しいF20CエンジンOH③腰下 TODAのOHピストン

オイル消費が激しいF20Cエンジン

1999年式1オーナーで大事にされているS2000のエンジンです

 

シリンダーはオーバーサイズピストンに合わせてボーリング加工を行いました。

シリンダーもホーニングされて綺麗に戻ってきました。

今回使用するのはいつものTODAのハイコンプピストンではなく、TODAが新たに出したO/Hピストンです。

タイムや速さを求めるではなく、あくまでリフレッシュというお考えで、圧縮比は純正とほぼ変わらない11.8です。

0.5mmオーバーサイズです。

ピストンリングの合口すき間を調整

 

ピストンとコンロッドを組みます

ピストンも新品からはバリ取りなど手を加えてからの組み付けです

コンロッドメタルも新品

クランクメタルも新品です

クランクはラッピングを行いジャーナル部分も綺麗にしてから組み付けていきます

クランクを規定に沿って組みます。

先ほどのピストン・コンロッドを組んでいきます。

新品ピストン気持ちが良いですね。

チェーンまわりも全て新品に交換します。

ガイドなども案外減ってしまいテンションも保てなくなります。

コマがズレると危険ですのである程度の距離で新品に交換が安心です。

 

オイルポンプは再利用です

 

 

ひとまず腰下作業の紹介でした。

ヘッドのリフレッシュ作業は時間をかけて行いますが、腰下は一気に組んでいきます。

点検やメタルの選定などの準備に時間はかけますが、組みだすと何の問題もなくスムーズに組んでいくのが良いエンジンの要素と経験上考えています。

 

次の紹介はヘッドを載せていきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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