ご成約のDC2R!B18Cエンジン始動⑤ M/T OHでLSD装着

引き続きご成約のDC2インテグラタイプRのリフレッシュ作業の紹介です。
前回まで紹介したB18Cエンジンオーバーホール CPピストン仕様の製作。

それに引き続き、
ミッションも分解しています。

バラシて洗浄していきます。


そして今回のミッション分解の目的はLSDの装着です。
純正のデフをバラして、OS技研のメタルLSDに交換です。


サイドベアリングも新品交換

そして組んでいきますが、ギアとシンクロもこの際にバラして洗浄して点検し組み付けていきます。

まずはメインシャフト


そしてカウンターシャフト


あとは組み付けていき完成です。

サイドシールも交換

そしてミッションをエンジンに取り付けていくのですが、
今回、クラッチもオーナーさんのご希望でメタルに交換です。

当店ではお馴染みのORCクラッチ
メタルのSEタイプです。
フライホイール、メタルのディスク、強化カバーとセットになります。

ORCのSEタイプは扱いやすくおすすめさせていただいております。
街乗りでの半クラもしやすくペダルの踏力も重たくありません。
そしてクラッチをつないだ時の衝撃も抑えてくれる機構なのでミッションや駆動系にも優しいことになります。
これを組み付けてミッションも組んでエンジンを車体に載せます。

エンジンマウントは新品交換。
しかし後ろ側の一点は純正廃盤。仕方なく再利用です。



ヒーターホースやラジエターホースも交換していきます。

そしてプラスチックが劣化していて今にも割れそうだったので、
ブレーキのリザーブタンクまわりも新品交換。



マスターバックの負圧ホースのバルブも交換しておきました。

そしてエンジン始動。

前回写真撮れていなかったEACVも紹介。
劣化で不具合を起こすことが多いアイドリングコントロールバルブも新品に交換しておきました。

快調にアイドリング。

そして慣らしながら点検ですが、気になる点を発見。
純正ラジエターが劣化により、うっすらと漏れているようにも思いますので、オーナーさんと相談し純正同等のラジエターに新品交換しておきました。
これで心配ありませんね。

あとは再度慣らしながらの点検です。

そしてこのDC2インテグラタイプR。
まだ作業があるんです。
本当にコンプリート販売という形になりました。
次は足回りです。また紹介させていただきます。

関連記事

ブログ

PAGE TOP