引き続き長年放置の不動車の丸型4灯DC2インテグラのB18CエンジンOH作業紹介です。
ブロックをボーリング加工に出している間にヘッドのリフレッシュです。
バラした直後のヘッド。カーボンの堆積まみれです。
これをひとまず洗浄
洗浄しても汚れは落ちません。
燃焼室
バルブの当たり面にもカーボンがこびり付いています
元々エンジンの力も落ちていたと思います。
さらに手を入れて汚れを落としていきます。
しかし頑固な物は残るのでこれからさらに手を入れます。
ポート内部もかなりの汚れ。
エキゾーストはカーボンがこびり付いています。
時間をかけて念入りに手を入れていきます。
燃焼室もポート内も軽い清掃研磨も行い仕上げていきます。
ポート内部も燃焼室も綺麗に蘇りました。
バルブの当たり面はまだこれからです。
バルブもカーボンまみれ
エキゾーストはこの状態。
バルブ研磨を行い、バルブすり合わせを行いバルブとシートの当たり面を仕上げていきます。
そして、ヘッドの面に歪も見れたので修正面研を行う事にしました。
内燃機加工屋にてヘッド面研。
圧縮アップにもつながります。
バルブを装着
次にバルブのガイドシール交換
エキゾースト
インテーク
バルブスプリングを組み付けていきますが、
この際にバルブリテーナだけは新品交換しておきます。
使いこまれているB型エンジンですので、リテーナーにも負担がかかっていることが多いです。
クラックが入りバルブが落ちるという事もありますので、予防の意味でも新品交換です。
リフレッシュヘッドの完成です。
他にも摺動面など細かなところにも目を配らせ手を入れています。
楽しみにしていてください。