長い間放置で不動車の丸形4灯のDC2インテグラのB18Cエンジンです。
今回復活に向けてB18CエンジンをリフレッシュOHです。
単にリフレッシュOHで蘇らせるだけではなく、サーキットに向けて楽しめる仕様に+αのチューンナップも行います。

外からでもオイル滲みや汚れ、ポート内もカーボン汚れなどが目立ちます。


内部にも当然ながらオイル汚れ

気になったのはロッカーアームの当たり面が傷んでいること。
ここは部品も無いので研磨にて復旧させる考えです。無理なら中古部品を探すしかありません。

ピストンにはカーボン


シリンダーも減っていますが、オーナーさんは元からオーバーサイズピストンを入れる予定でした。
これがTODAの0.5mmオーバーOHピストンです。
ハイコンプピストンでは圧縮比が高くなり過ぎこの車の仕様には合わないので、今回このOHピストンを使います。

エンジン内部はオイル汚れ跡が目立ちます。年数を感じさせます。


メタルも消耗していますので交換です。致命傷ではありませんのでご安心ください。


クランクもコンロッドも再利用出来ます。
そしてヘッド。
燃焼室はカーボンまみれ

カーボンの堆積が酷いです。

これらもリフレッシュしていきますのでご安心ください。
ひとまず現状のご案内でした。
別記事でヘッドリフレッシュの紹介をさせていただきます。
![1978年創業 チューニングカー・レースカー製作メンテナンス[Racing Service FACTOR] 1978年創業 チューニングカー・レースカー製作メンテナンス[Racing Service FACTOR]](https://factor-crew.com/wp-content/uploads/2021/01/logo.gif?1762360859)







