放置シビックEG6リフレッシュ②車高調&ブレーキOH

記事紹介遅くなりましたが、以前紹介した「長い間放置されてたEG6の復活作業」

前回は足回りのフルブッシュ交換の作業紹介でした。

今回この車の作業紹介はブレーキのオーバーホールです。
放置されていた車のブレーキまわりは傷んでいます。
シールからの漏れや錆による固着、、、、、安全のためにも大事な部分ですので今回ブレーキのリフレッシュ。
キャリパーオーバーホール、ローター・パッド交換、ブレーキホース交換、フルード交換です。

ブレーキキャリパーのオーバーホールは、シール交換とピストンの確認と錆びや傷みの処理です。
見た目も大事ですので、ショットをかけて外側も綺麗にしています。


フロント、ピストンの状態はそこまで悪くないので軽くペーパーで錆を取り再利用。
グリスを塗布しシールを入れ替えて組んでいきます。写真は夢中で忘れてしまいます。

リアキャリパー、サイドブレーキのパーツもすべて外して洗浄です。
少々の虫食いもペーパーをかけてピストンは再利用できます。




同じくグリス塗布しシールを交換して組んでいきます。同じく写真をついつい忘れてしまいます。

前後ローターは新品、DIXELのスリットタイプSDです。
パッドも新品でウインマックスのスポーツタイプAP2です。


そして、写真で確認できると思いますが、ブレーキホースも新品。
APPのステンメッシュホースです。
純正のゴムホースからメッシュホースに交換することでペダルの踏力のダイレクト感が増しコントロールしやすくなります。温度による膨張変化もゴムよりは抑えられます。

フルードは制動屋のRacingを使用しています。安全のためにもレーシングフルードはサーキット走行では必須です。
熱をもちますのでフルード内にエアを噛んでしまうとブレーキが利かなくなり危険ですので、熱に強いフルードに交換が必要です。
またフルードを替える事で踏力のタッチの感覚も変化しますので重要なんです。

そして、装着後の写真になりますが、ショックも新品交換しています。
放置されていたという事で当然ショックはヘタっています。

オーナーさんも今回しっかりとした物を装着したいという事で、いつも当店が依頼しているショック業者さんに用意してもらいました。
外側はHSDのケースですが、ショック屋さんが一度ばらして部品交換をし仕様変更し、そして組み直してから当店に到着します。
いつもレースでも色々と依頼している業者さんですので安心したものが届きます。

今回は街乗りですがサーキット寄りの仕様でスプリングもショックの仕様も合わせています。
ショックの取り付けとその後のアライメントも重要です。

この時点で、ショック・足回りのブッシュ・ブレーキとリフレッシュされました。
駆動系まで交換となると費用もかかりますので、それは今後乗りながら徐々にリフレッシュしていきましょうという事にいたしました。

足回りのリフレッシュを終えて次の作業をまた別で紹介させていただきます。

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