引き続きランエボ6のリフレッシュ作業の紹介です。
エンジンのオーバーホールも仕上がり、
オーナーさんの気にされている駆動系の作業紹介です。
今回エンジンのOHに伴いミッションもおろしていますのでこのタイミングにオーバーホールです。
しかし、土汚れがここも酷くまずは掃除から(^^;)
このもミッションですが、実はオーバーホールされたばかりの物という事です。
使い勝手に問題は内容なのですがとにかく音が気になるということで、
今回ばらすことになりました。
前回はシンクロとベアリングを交換されたという事。
とにかくバラシてそういう所をきにして点検していきます。
分解する前にオーナーさんとお話していた内容で、
バラすなら交換していない部品を交換しておくということで、今回ギアとシャフトを交換することにいたしました。
しかし生産終了の部品もあり、販売されている部品だけ交換することにしました。
ということで、
・メインシャフト(インプットシャフト)
・カウンターシャフト側の1速ギア
・カウンターシャフト側の2速ギア
・カウンターシャフト側の3速ギアの交換です。
下の写真の赤丸の部品です。
ちなみに青丸のギア、メインシャフト側の3・4・5速ギアとカウンターシャフト側の4・5速ギアは手に入りませんでした。
ちなみにギアはRS仕様です。
そして緑丸のベアリング。
これは当初予定していませんでしたが、バラして気になる部分でしたので交換した部分です。
そしてシンクロは交換されたばかりですので再利用です。
組み替えていきます。
カウンターシャフト側。
ベアリングも交換します。
そしてメインシャフトを交換。
そして赤丸部分のベアリング
何故ベアリングを交換したかというと、
バラして点検すると、ベアリングのケース側との嵌め合いがかなり甘く、減っていることが考えられました。
ケース側も消耗はしていきます。ですのでベアリング側を交換することで少しはマシになればという事で交換することにしました。
おそらくこのクリアランスのせいで異音が鳴っていたのではないかとも考えられます。
ベアリングを新品にしてケース側には少しカシメを入れてきつくなるようにしておきました。
そしてミッションを組んでいきミッションは完成。
次はトランスファーです。